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カテゴリー「建築家」の記事

2017年2月14日 (火)

アントニオ・チッテリオの椅子

彼は、1950年にイタリア・メーダに生まれ、1972年に名門「ミラノ工科大学建築学部」を卒業した。それと同時に、「パオロ・ナーバ」と共同で事務所を設立した。そして、イタリアモダン家具の「B&Bイタリア」と共同制作を開始した。
1987年には、夫人の「テリー・ドワン」と「チッテリオ・ドワンスタジオ」を設立した。
1989年に、「B&Bイタリア」からシステムキャビネット「ドムス」(下の写真)が発売された。
Photo

ドムスは、革新的なスライド機能をドアに採用することで、家の壁をブックケースやシェルフに変身させることに成功させた。
1992年に、「ヴィトラ」社から「ビザビ」(下の写真)が発売された。
Photo
アームからベースへゆるやかなカーブが美しいカンファレンスチェア で、「ヴィトラ」社のロングセラーチェアである。
カンティレバー構造によるやわらかな座り心地で、バックレストの小さな四角い穴は、通気性を考慮してデザインされている。
1995年に、「B&Bイタリア」から「ハリー」(下の写真)が発売された。
Photo_2
「ハリー」は、ピュアで直線的なデザインであり、美しさと機能的な厳格さを統合するというコンセプトを打ち出してデザインされた。
1998年に、「カルテル」社から「ドリー」(下の写真)が発売された。
Photo_4
背もたれとアームが一体化されていて、奥行があるようにデザインされた折り畳み椅子である。
1999年に、「パトリシア・ピール」と「アントニオ・チッテリオパートナーズ」を設立した。
2005年に「カルテル」社から「スプーンチェア」(下の写真)が発売された。
Photo_3
一体成形により仕上げられて強化された曲線部にシャフトとベ-ス部分を取付けて、強度と機能性を持たせて、スタイリッシュにデザインされた。
2008年に「ヴィトラ」社から発売されたのが「AC4」(下の写真)である。

Ac4

先進的なエルゴノミクス機能を、革新的なテクノロジーで実現したエレガントなデザインのワークチェアである。
2010年には、「B&Bイタリア」社から「アカント」(下の写真)が発売された。
Acanto2
「MAXALTO」シリーズとして発売された椅子で、このシリーズの家具もたくさんデザインしている。
2011年には、「ヴィトラ」社から「レポ」(下の写真)が発売された。
Photo_2
家庭環境に新しいレベルの快適性と柔軟性をもたらす目的でデザインされた肘掛けと高い背もたれを備えたエレガントなスイベルベースのラウンジチェアである。
2014年に、「B&Bイタリア」社から「ビバリー’14」(下の写真)が発売された。
Beverly
折りたたむと脚部が1本の棒のようになる構造であり、収納しても美しさを示す折り畳み椅子である。最初のデザインは、2011年にされている。
2016年に、「フレックスフォルム」社から「クロノ」(下の写真)が発売された。
Photo_2
「フレックスフォルム」社は、彼がデザインと監修を務めるプレステージファニチャーブランドである。この椅子のバックは、1本の革ひもを職人が丁寧に編んだものである。

今回は、「アントニオ・チッテリオHP」他を参考に紹介しました。

今回は、ここまで!!

☆参考

●「スプーンチェア」(カルテル社)


●「スプーン」(カルテル社)

 

2016年12月21日 (水)

坂倉準三の椅子

彼は、1901年に岐阜県羽島郡、現在の羽島市の醸造元の4男として生まれた。
1923年に、東京帝国大学文学部に入学し、1927年に、東京帝国大学文学部美学美術史学科美術史を卒業した。
1929年に、フランスに渡り、パリ工業大学で学び、1931年に、前川國男の紹介で「ル・コルビュジエ」の事務所に入った。
1936年に、帰国したが、1937年開催のパリ万博の日本館建設のために、再びフランスへ渡った。その後、、「ル・コルビュジエ」の仕事を手伝い、1939年に帰国した。
1940年には、「坂倉準三建築研究所」を設立した。
1947年に、三保建築工芸から「竹籠座小椅子(丸脚)」が製作された。(下の椅子右)

Photo_2
1948年には、「竹籠座小椅子(切り抜き脚)」が製作された。(上の写真左)
同じ、1948年には、「竹籠座低座椅子」(下の写真)が製作された。

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この椅子は、日本舞踏家の「吾妻徳穂」の和室で、彼の立ち居を助けたところから「吾妻型」と呼ばれた。
同じ年に、「竹籠座肘付安楽椅子とオットマン」(下の写真)が製作された。

Photo_4

これらの竹籠座は、当時の米揚げ笊の技術を基に作られた。
1953年には、「小椅子」(下の写真)が製作された。

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この椅子は、成形合板を使用して作られ、ダイニングキッチンチェアとして使用された。
1955年頃には、「合皮張り小椅子」(下の写真)が製作された。

Photo_3

今までは、竹籠、木地などの構造を兼ねた自然素材のままで仕上げられていたのが、この椅子のように1950年頃からは布張りを用いるようになってきた。そして、初めてビニールレザー張りの小椅子を製作した。
1957年頃に、「中座椅子」(下の写真)を製作した。

Photo_2

この椅子は、ダイニングテーブルの高さに合わせた「小椅子」と和室に合わせた「低座椅子」の中間的な高さの座面をもち、肘掛の無いタイプを「中座椅子」と呼称された。
1957年頃に、「切り抜き板の肘掛椅子」(下の写真)を製作された。

Photo_4

この椅子は、「竹籠座肘掛椅子」の脚をそのままにして、編曲線の成形合板布張りに置き換えられ完成形とした。
同様に、1957年頃に「低座椅子」(下の写真)が製作された。

1

この椅子は、「竹籠座低椅子」の橇型の脚の「吾妻型」に編曲線の成形合板布張りの背と座をつけた椅子である。
1960年に、「ル・コルビュジエ」の基本設計し、前川國男、吉阪隆正らと実施設計した「西洋美術館」の執務室に置かれた椅子が下の写真の椅子です。

Photo_5

この椅子は、コマ入り成形の曲げ木のフレームに跳ね上げ式の背板が組み合わされている。
1964年には、「安楽椅子」が製作された。

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この椅子は、通称「めがね椅子」と呼ばれ、「ホテル三愛(現・札幌パークホテル)」のロビーのためにデザインされた。硬質発泡樹脂に布張りされた椅子である。

今回は、「建築家坂倉準三 モダニズムに住む」他を参考に紹介しました。彼の住宅建築を「坂倉準三の住宅建築」で紹介しています。

今回は、ここまで!!

☆参考


2016年10月25日 (火)

ロン・アラッドの椅子

ロン・アラッドは、1951年にイスラエル・テルアビブに生まれ、エルサレム美術学校で学んだ後に、ロンドンのAAスクールを卒業し、ロンドンに移住しました。
建築学校で、ピーター・クック、バーナード・チユミに師事した。
1981年には、キャロリン・トールマンとデザインスタジオ「OneOff」を設立しました。
1983年には、コンヴェント・ガーデンのショールームで発表されたのが「ローバーチェア」(下の写真)である。
Photo
この椅子は、ロバート社の廃車シートと鉄パイプで作られていて,この作品で彼は、華々しいデビューを飾りました。
1986年には、ロンドンのワークショップでデザインされた代表作の「ウェル・テンパードチェア」(下の写真)が発表された。
Photo_2
この椅子は、4枚のスチールを巧みに折り曲げてナットで止めただけで構築されている。
2002年に、ステンレススチールから素材をグラスファイバーに変えて「バッドテンパードチェア」として発表しています。
1989年には、建築とデザインを行う「ロン・アラッドアソシエイツ」を設立し、デザインスタジオ「OneOff」は、統合された。
1991年には、「モローゾ」社から「ビッグイージー」(下の写真)が発表された。
The_big_e_
この椅子は、ステンレススチールを溶接して造りあげたモダン家具デザインのアイコン的な作品である。
1994年には、イタリアの「ゼウスノート」社から「アノニマスチェア」(下の写真)が発表されました。
Anonimus
この椅子は、スチールのフレームとバーチ合板の座と背のシンプルな構成で、彼の作品としては珍しく普通の椅子である。
2000年には、イタリアの「モローゾ」社から「リトル・アルバート」(下の写真)が発表されました。
Little_albert
 
この椅子は、ポリプロピレンの一体成型での製作で、耐水性、耐光性処理が施されているので屋外でも使用することが出来ます。
2005年には、イタリアの「ドリアデ」社から「MTシリーズ」(下の写真)が発表された。
Mt
「MTシリーズ」は、アームチェア、ソファ、ロッキングチェアからなり、上の写真左側が「MT1」、右側が「MT3」であり、ソファーが「MT2」である。この椅子は、ローテーション・モールディングを用いて独特のフォルムを成形している。内側と外側に色を施した後、サイドをくり抜いていまて、素材はポリエチレン製の椅子である。
2011年には、イタリアの「マジス」社から「ラビオロ」(下の写真)が発表された。
Raviolo_2
この椅子は、具の詰まったパスタ「ラビオロ」をイメージさせることから名付けられた椅子です。体を包み込むような形の背もたれが、優しい座り心地を良くしている。屋外でも使用することが出来ます。
2016年に、ロンドンの「ベン・ブラウンファインアーツ」の個展のために「BTT2」(下の写真)を制作し、発表した。
Photo
この椅子は、コルテン鋼で構成され、えぐられた形状の座と背であるが、面がない珍しい構成の作品である。
今回は、「ロン・アラッド」H.P他を参考に紹介しました。
今回は、ここまで!!
☆参考

MAGIS (マジス) / Voidヴォイド ロッキングチェア (グロッシー)

2016年6月 1日 (水)

パトリシア・ウルキオラの椅子

彼女は、1961年にスペイン・オビエドに生まれ、マドリード工科大学建築学科を卒業後、

イタリアのミラノ工科大学で、アッキーレ・カスティリオーニに師事し、1989年に卒業した。

1990年から1992年まで、ミラノ工科大学並びにパリのENSCI(国立産業創造学校)で

のコースで、アッキーレ・カスティリオーニとエウジェニオ・ベッティンネッリのアシスタントを

務めた。

1993年からは、M・.デ・レンツィオ、E・. ラメリノとともにスタジオを開き建築デザイン等の

仕事をした。

1996年から2000年にかけてはリッソーニ・アソチャーティのマネージャーとして、アレッ

シィ、フロス、カッペリーニなどのプロジェクトに関わる。

2001年に、自身の事務所を設立した。

2002年に、アルネ・ヤコブセンの「エッグチェア」を彷彿とさせる椅子が、イタリアの家具メ

ーカー「モローゾ」から「フィヨルドアームチェア」(下の写真)が発売された。

Photo_3

非対称形のフォルムで、包み込まれるような形態ではあるが、軽快さがあり自由な座り方

の出来るようなデザインの椅子である。

2004年に、「モローゾ」から「ブルーミィ・アームチェア」(下の写真)が発売された。

Photo_5会議や宴会場で使用できる椅子として、花(bloom)をモチーフにデザインされた椅子であ

る。

2007年に、イタリアの家具メーカー「B&Bイタリア」から「キャナスタ」(下の写真)が発売

された。

Photo_2

このソファーは、ガーデンファニチャーとして発表され、素材にファイバーグラスを使用して

いるので、屋外の使用に耐えられるように出来ている。

2008年に、「B&Bイタリア」から「クリノリン」(下の写真)が発売された。

Photo_4

日本の籐の屏風のように編みあげられた座面と背もたれが、やさしく身体を包み込んでく

れるようなデザインである。種類は、9種類あり、素材はポリエチレンとナチュラルファイバ

ーの2種類がある。

これに似たデザインで、2011年に、イタリアの家具メーカー「ドリアデ」から出している「パ

ボリアル」(下の写真)がある。

Photo_2

この椅子は、孔雀のようなフォルムになるように立体的に籐を編み上げて作られている。

2008年に、「モローゾ」から「トロピカリア」(下の写真)が発売された。

Photo_6華奢なステンレスのフレームにポリエステルコードで編み込んでいる椅子で、繊細な女性

をイメージしたようなデザインである。

2010年に、イタリアプラスチック家具メーカー「カルテル」から「コムバック」(下の写真)が

発売された。

Photo_8

クラッシクなウィンザーチェアを彷彿させる椅子で、櫛の歯のようなバックレストとそれを補

強する六角形のボーダーが特徴的である。

2010年に、「ミラノ・サリーネ2010」で、「モローゾ」から「シルバーレイク」(下の写真)が

展示・発表された。

Photo_7

この時のテーマが「メモリー(思い出)」で、50年代のモダニズムを彼女の感性で表現した

のが、今回の椅子「シルバーレイク」である。

これ以降も、彼女はたくさんの椅子等をデザインしているので、興味のある方は、「パトリ

ア・ウルキオラH・P」をご覧ください。

今回は、「パトリシア・ウルキオラH・P」、「モローゾ」、「B&Bイタリア」、「ドルアデ」各メーカ

ーのH・P他を参考に紹介しました。

今回は、ここまで!!

☆参考

  ●「パボリアル」(ドリアデ)

  ●「フィヨルドアームチェア」(モローゾ)

●「コムバック」(カルテル)

Kartell カルテル 正規品取扱店 Comback コムバック(4本脚) ウィンザーチェア ダイニングチェア COM-5954 カラー:全2色 デザイナー:パトリシア・ウルキオラ (椅子/イギリス/チェア/インテリア/家具/コントラクト)【smtb-KD】

2016年2月20日 (土)

フイルップ・スタルクの椅子

彼は、1949年にフランスのパリで生まれ、カモンド美術学校で学び、卒業後はピエール・

カルダンの家具デザインを担当、独立後は建築からインテリア、プロダクトデザインまで幅

広く活動した。1979年にアメリカで「スタルク・プロダクト社」を設立した。

1984年に、パリの「カフェ・コスト」のインテリアを担当し、この店のためにデザインした「コ

ステス・チェア」(下の写真)がある。

Photo_2

この椅子の3本脚は、ウェイターが注文の品を配膳するときに、椅子の脚に足を引っ掛け

ないように考慮してのデザインである。ロータイプの「コステス・チェア」もある。

1986年に、「ドリアデ」社のためデザインされた椅子「エド・アーチャー」(下の写真)があ

る。

Photo_8女性のような背から座そして脚へと流れるフレームに曲線の柔らかさのある皮を張った本

体を一本の脚でバランスをもって支えて、美しさを表現した椅子である。

1988年には、イタリア・プラスチック家具メーカーの「カルテル」社のための「ドクター・グロ

ブ」(下の写真)の椅子をデザインした。

Photo_12「カルテル」社独自の素材を使用して柔らかさを与えたプラスチックの座面と、エポキシ樹

脂塗装したスチールのフレームで構成された椅子である。

1992年には、「ヴィトラ」社から出された「W.W.スツール」(下の写真)の椅子をデザイン

した。

Photo_11宇宙人のようなフォルムを鋳造アルミニウムで一体成型されたスツールで、3本のうちの1

本の脚元についている突起はフットレストのためにあり、ここにデザイナーの細やかな気

配りが覗える。この椅子は、映画監督「ヴィム・ヴェンダース」の映画用のためにデザインさ

れた。

1995年に、「ドリアデ」社から出された「ロード・ヨー」(下の写真)の椅子をデザインした。

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ゆったりと包み込むようなハイバックの背から肘掛にかけてのラインがこの椅子の良さを

引き出し、座る相手を招きよせているような椅子である。

2005年には、「カルテル」社から出された「ルイ・ゴースト」(下の写真)の椅子をデザイン

した。

Photo_9この椅子は、ルイ15世の時代にデザインされた椅子を、ポリカボネートの素材を使って一

体成形してつくり、バロック様式のエレガントさを現代によみがえらせた椅子である。

2009年には、「カルテル」社のために「マスターズ」(下の写真)の椅子をデザインした。

Photo

この椅子は、三つのコンテンポラリーデザインの敬意を表して、スタイリッシュに融合させ

た椅子である。その三つの椅子とは、アルネ・ヤコブセンの「セブンチェア」、エーロ・サーリ

ネンの「チュ―リップチェア」、チャールズ&レイ・イームズの「シェルチェア」である。

彼は、数多くの椅子のデザインしているので、興味のある方は、「フィリップ・スタルクH・P

をご覧下さい。

今回は、「20世紀の椅子たち」、「フィリップ・スタルクH・P」他を参考に紹介しました。

今回は、ここまで!!

☆参考


20世紀の椅子たち―椅子をめぐる近代デザイン史

Kartell カルテル Masters マスターズ 椅子 アームチェア BLACK ブラック MAS-5865 Philippe Starck フィリップ・スタルク/ イームズ ヤコブセン サーリネン 並行輸入品

フィリップ・スタルク Louis Ghost (ルイ・ゴースト) / クリスタル リプロダクト品

フィリップ・スタルク コステスチェア Low[MO-D-03L]

Kartell(カルテル)「Louis Ghost(ルイ・ゴースト)」クリスタル LOU4852B4

2016年1月 4日 (月)

マリオ・ボッタの椅子

マリオ・ボッタは、1943年にスイス・メンドリシオに生まれた。

1961年からミラノのアートカレッジやヴェネツィア建築大学で建築を学び、1969年に卒

業した。在学中の1965年には、ル・コルビュジエの助手を務め、1969年にはルイス・カ

ーンの助手を務めた。その後、独立した創作活動に入る。

1973年に、スイスのリバ・サンヴィターレに「リヴァ・サンヴィターレの住宅」(下の写真)を

設計し、脚光を浴びた。

Photo

この住宅の特徴は、急勾配の傾斜地に差し込まれるように配置されたコンクリートの箱

が、自然と対峙するように存在していることである。

それ以降も、スイスを中心にして世界中で活躍する建築家のほとりとなった。彼の代表作

には、1994年にアメリカ・サンフランシスコに完成した「サンフランシスコ近代美術館」(下

の写真)がある。

Photo_2


この美術館とニューヨーク近代美術館を区別するために、ニューヨーク近代美術館の「MO

MA」にサンフランシスコの頭文字「SF」をつけて「SFMOMA」と略記することにした。

今回は、彼の多才な一面である椅子やテーブルの家具デザインの作品を紹介いたしま

す。

1980年代から制作された椅子は、金属素材を使用したユニークなデザインのものが多

く、多用するには非常に難しい作品でもある。

細いパイプで構成された椅子をデザインし、1982年に発表されたのが、「プリマ」と「セコ

ンダ」である。(下の写真)

Photo

基本的に同じような素材で構成された椅子であるが、この種の椅子として高めで販売され

ている。

そして、前の椅子と同じ素材であるがパイプを曲げたラインを活かしたデザインの椅子を

1985年には「クインタ」を発表し、1987年には「ラトンダ」がデザイン発表された。(下の

写真)

Photo_5

いずれ椅子もスチールパイプのフレームに、紛体塗装されたパンチングメタルの座で構成

されている。

その他にも、1984年には、さらにユニークにデザインされた椅子「クォルタ」(下の写真)

がある。

Photo_3この椅子は、クロムメッキや黒の紛体塗装を施されたパイプを連ねて平面を構成して椅子

としてデザインされた。

1985年にも、ユニークな形状の椅子をデザインし、一人用、二人用、ソファーの三種類の

椅子に展開した「シックスス」が発表された。(下の写真)

Photo_4この椅子は、金網のようなパンチングメタルを円筒形にしたフレームで構成されている。

彼の多才ぶりは、時計や雑貨類、ジュエリーにまで広げて手掛けていることである。

今回は、「20世紀の椅子たち」他を参考に紹介いしました。

今回は、ここまで!!

☆参考

20世紀の椅子たち―椅子をめぐる近代デザイン史

マリオ・ボッタ 構想と構築

2015年10月24日 (土)

ウォーレン・プラットナーの家具

ウォーレン・プラットナーは、1919年にアメリカ・ボルティモアで生まれた。

1941年に、コーネル大学を卒業し、「レイモンド・ローウィ」や「I・M・ペイ」の事務所で働い

た。

1960年から、「エーロ・サーリネン」の事務所で働き、「ワシントンダレス空港」(下の写真)

などのプロジェクトに携わった。

Photo

その後は、「ケヴィン・ローチ」のもとで仕事をし、1967年に独立した。

独立後建築を中心にインテリアの仕事も多く、「インテリア・アーキテクト」がピッタリと当て

はまるデザイナーである。

建築の代表作品は、1976年にシカゴに完成した「ウォータータワープレイス」(下の写真)

である。

Photo_12

手前に聳える建物が、「ウォータータワー」で、奥にショッピングセンター「ウォータータワー

プレイス」が見える。

家具の代表作品は、「ノール」社から発売した「プラットナーコレクション」(下の写真)であ

る。

Photo_14

椅子が「ラウンジチェア」、「アームチェア」、「イージーチェア」の3種類の他に、「オットマン」

と「スツール」、テーブルは高さと直径の異なる4種類がある。

まず、スタンダードな椅子である「ラウンジチェア」(下の写真)である。

Photo_15

細いワイヤー束ねた端正なフォルムの椅子で、同様の構造に座の部分の背もたれ、アー

ムが一体となった「アームチェア」(下の写真)がある。

Photo_18「アームチェア」の背を高くした安楽椅子の「イージーチェア」(下の写真)がある。

Photo_19

その他の「スツール」が下の写真である。

2_2

テーブルには、天板が大きく高い「ダイニングテーブル」とローテーブルの「コーヒーテーブ

ル」(下の写真)がある。

Photo_20

その他に天板の小さく高さのある「サイドテーブル」(下の写真)がある。

Photo_22これらの家具のワイヤーを使用した椅子、テーブルは、ワイヤーが前後に重なることによ

って生じるモレア現象が特異な美しさを生み出していますが、重量が非常に重いが難点で

ある。

彼は、2006年に亡くなっている。

今回は、「20世紀の椅子たち」、「ノール社H.P」他を参考に紹介しました。

今回は、ここまで!!

☆参考

20世紀の椅子たち―椅子をめぐる近代デザイン史

【楽天感謝祭×当店ポイント5倍10月28日23:59まで】ダイニングテーブル プラットナーダイニングテーブル / ウォーレン・プラットナー【RCP】05P24Oct15

2015年10月 1日 (木)

ガエターノ・ペッシェの椅子

彼は、1939年にイタリア、ラ・スペツィアで生まれ、1963年にヴェネツィア大学の建築

を卒業した。

1960年代から、「変容」をキーワードに建築、家具などのデザインの他に、絵画、彫刻、

映像などの前衛的な活動も続け、デザイナーや建築家と呼べない異端のクリエーター

である。

彼のデビュー作品は、1969年にデザインした「UP」シリーズ(下の写真)である。

「UP」シリーズは、「UP7」までありますが、下の写真は、「UP6」までのシリーズが載っ

ています。

Photo

その中でも、代表的な「マンマ」と名づけられた「UP5」は、女性の身体を表現し、「UP6」

のボール状のオットマンと対をなしていて、「ラ・マンマ・ドンナ」(下の写真)と呼ばれ、

「鉄球につながれた女性」を表している。

Photo_10
この椅子は、発売当初は、真空状態に圧縮したウレタンを板状のVC(塩化ビニール)で

カバーリングしてデリバリーして、使用段階で発泡させて椅子として使用する画期的な

「変容家具」でであり、衝撃的な作品であった。

1970年には、「ゴルゴタ」(下の写真)の名前の椅子を発表した。

Photo_3

キリストが処刑された「ゴルゴタ」の丘から、キリストを包んだ「聖骸布」をイメージしていて、

非常に不気味な雰囲気を漂わせた椅子である。

1980年には、「トラモント・ア・ニューヨーク」(下の写真)をデザインした椅子を発表した。

Photo_4

この椅子は、ニューヨークの夜明けの街をイメージしてデザインされ、太陽とビルをそのま

ま形態で表現している。

同じ1980年には、「ダリラ」(下の写真)の椅子を発表した。

Photo

彼の作品は、血塗られた不気味さやエロスの表現など彼独自の思想世界を展開している

が、この椅子も、やはり女性の身体をイメージデザインしたエロスの世界であろうか。

1984年には、「グリーン・ストリート」(下の写真)の椅子をデザインしている。

Photo_2

月面着陸したような椅子であるが、この椅子のデッサン画を見ると顔の上に椅子をデザイ

ンしていた。

1987年には、「フェルトリ」(下の写真)の椅子をデザイン発表した。

Photo_3

この椅子は、フェルト地を使用して、座る人間を包み込むようになる椅子である。

2009年に発表したのは、「モンタナラ」(下の写真)のソファである。

Photo_4

椅子というより芸術作品に近く、山と滝をそのまま彫刻したようなソファである。

2010年には、これもまた玩具のようなソファ「り・アミーチ」(下の写真)を発表した。

Photo_6

「リ・アミーチ」は、友達の意味で、動物の人形二体が仲良く並んで魚の後ろに立っている

そのまま表したデザインである。これは、2009年の「ミラノサローネ」に出展した作品であ

る。

これらより分からないのは、非常にグロテスクな椅子「センツァ・ファイン・ユニカ」(下の写

真)を2010年に発表している。

Photo_8

ここまで来ると理解を超えた不気味な椅子である。

2012年に発表されたソファー「イル・ジュッラーレ」(下の写真)は、カラフルであるが、まと

もな作品に見えるのが不思議である。

Photo_9

「イル・ジュッラーレ」とは、道化師を意味し、ソファーのカラーと帽子の先端の玉は、道化

師をそのままイメージしている。

現在も、彼は多くの作品を創りつづけています。

今回は、「20世紀の椅子たち」、「ガエターノ・ペッシェHP」他を参考に紹介しました。

今回は、ここまで!!

☆参考

20世紀の椅子たち―椅子をめぐる近代デザイン史

2015年8月13日 (木)

ガエ・アウレンティの椅子と照明

彼女は、イタリアの建築家であり、インテリアデザイナーであり、照明、及びインダストリ

アルデザイナーである。彼女を有名にしたのは、1986年に完成した「オルセー美術館」

(下の写真)の内装デザインである。

Photo_2

1900年に開催された「パリ万国博覧会」のために造られた終着駅オルセー駅が

彼女のデザインによって「オルセー美術館」として蘇った。その他にも彼女は、多数

の美術館の改修に携わっていて「マダム美術館」と呼ばれている。

彼女は、1927年にイタリア・ウーディネで生まれ、ミラノ工科大学で建築学部で学び、

1954年にミラノ工科大学建築学部を卒業した。

卒業後の1955年から「カサベラ・コンティヌイタ」の編集に携わる。

1960年から1962年にかけて「ヴェネツィア建築大学」で教鞭をとった。

その間の1962年に、ロッキングチェア「スガルスル」(下の写真)をデザイン・発表

した。

Photo

このロッキングチェアは、プライウッド(成形合板)をフレームにして製作されている。

1964年から1969年にかけて「ミラノ工科大学建築学部」で教鞭をとった。

そして、1964年には、パイプ椅子の「ロクス・ソルス」(下の写真)を発表した。

2_2

この椅子は、鋼管パイプを曲げて製作されているが、曲げ木を使用したアウグスト

・トーネットの「ウィーンチェア」(下の写真)をヒントにしたのでは思われている。

Photo_3

しかし、二本の曲げたパイプだけのフレームのフォルムの発想は、誰もが一度は

考える自然な発想のひとつなので、彼女自身の発想であろう。

そして、1965年にはテーブルランプ「ピピストレッロ」(下の写真)を発表した。

Photo_4

「ピピストレッロ」とは、こうもりを意味し、こうもりが羽を広げたイメージから名づけ

られた。普通であれば、こうもり傘の方が分かりやすいが、もとは同じである。

1968年には、四本脚のプラスティック一体成型された椅子「セリエ」を発表した。

Photo_5

この椅子の座面のくぼみのラインが、一般的な曲面のラインを形成しているのは、

座り心地の良さを考えてのデザインであろう。

1972年に発表したのが、アルテミデ社のためにデザインしたテーブルランプ

「ピレイオ」(下の写真)がある。

Photo_6

スチール製のシェードの角度を180°可変することで、違ったフォルムとあかり

に変化させることが出来る機能的なデザインのランプである。

彼女は、この他に多くの椅子と照明をデザインしている。

そして、1991年には、「高松宮殿下記念世界文化賞」を建築部門賞を受賞している。

今回は、「20世紀の椅子たち」、「Wikipedia」、「高松宮殿下記念世界文化賞」他を

参考に紹介しました。

今回は、ここまで!!

☆参考

 ●「20世紀の椅子たち」 山内陸平

20世紀の椅子たち―椅子をめぐる近代デザイン史

 ●「パリ オルセー美術館」 別冊太陽

   

 ●「パリ オルセ美術館と印象派の旅」

   

2015年2月10日 (火)

カスティリオーニ兄弟の椅子

アッキーレ・カスティリオーニは、1918年にイタリア、ミラノに生まれ、1944年にミラノ工

科大学の建築学科を卒業した。そして、最後まで仕事を共にする次兄のペール・ジャコモ

は、1913年に生まれ、1938年にミラノ工科大学を卒業している。二人の兄は、弟の卒業

を待って、1944年に三人で建築事務所開設した。

1952年に長兄のリビオが独立してからは、弟のアッキーレと次兄のピエール・ジャコモの

二人で活動し、建築よりも家具と照明器具などのインダストリアルデザインに活動を広げて

行った。

1957年に発表したのが、トラクターの座を活かしたキャンティレバータイプのスツール「メ

ッツアードロ」(下の写真)である。

Photo_5

彼らは、それまで存在していたモノを新たな視点で見直し製品化していった。この椅子は、

MOMA他の世界の美術館のコレクションになっている。

1960年にデザインされた椅子は、ラウンジチェア「サンルーカ」(下の写真)である。

1

より快適な座り心地を得るために従来のクッション材を取り去り、最小限の曲線を残すこと

を目的にデザインされたイタリアンデザインの秀作である。

1960年にビアハウスのインテリアデザインを手掛けた際にデザインした椅子が、酔客を

二本のパイプが支えるハイチェア「スプリューゲンスツール」(下の写真)である。

Photo_7この椅子の名前の由来の「ビアハウス・スプリューゲン・ブロウ」は、1981年に閉店して現

存していない。ちなみに、この店のグラフィックデザインをしたのは、イタリアで活躍したグ

ラフィックデザイナー「マックス・フーバー」である。

1965年には、1910年代のトーネット社の折りたたみ椅子をリ・デザインした「トリック」

(下の写真)がある。

Photo_14

「トリック」のオリジナルは、オーク材にラッカー仕上げでしたが、2005年にイタリア家具メ

ーカーの「BBB社」が軽量で低価格で大量生産しやすいポリカーボネ製の「トリック」を販

売している。

1966年には、ガーディンチェアとしてデザインされた「アルナッジオ」(下の写真)がある。

Photo_8この「アルナッジオ」も既成品のパーツを利用していて製作されていて、名前の由来は「月

面着陸」をイメージしてつけられている。

1970年には、日本式に座らせるための椅子「プリマーテ」(下の写真)をデザインした。

Photo_11

この椅子は、人間工学的な考察がなされていなかったためにあまり評判にならなかった。

1983年には、1957年にデザインしていた自転車のサドルを生かした椅子「セッラ」(下の

写真)を発売した。

Photo_12

アッキーレ・カスティリオーニは、1968年に次兄ピエール・ジャコモが他界するまで、共同

で仕事をこなして来たが、その後も2002年に亡くなるまで精力的に多くの作品を発表し続

けた。1969年から1977年までトリノ工科大学の教授として教鞭をとっている。

今回は、「20世紀の椅子たち」、「カーサブルータス」などを参考に紹介しました。

今回は、ここまで!!

追記、「カスティリオーニ兄弟の照明」を紹介するにあたって、名称の違いを統一するため

に、「ビアハウス・スプリューゲン・ブロウ」に訂正しました。(2015年2月23日)

☆参考にした本

20世紀の椅子たち―椅子をめぐる近代デザイン史

超・椅子大全!―CHAIR・LOVE (マガジンハウスムック CASA BRUTUS)

☆カスティリオーニの椅子

   ■「メッツァードロ」

   ■「セッラ」

   ■「アルナッジオ」

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