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カテゴリー「椅子」の記事

2020年6月15日 (月)

彫刻的ファニチャーⅡ

今回は、「エル・デコ」№163の「彫刻的ファニチャー」を参考に紹介します。

今回の最初は、「ビーアンドビーイタリア」社から発売された、「ドーシー・レヴィン」がデザインした「タブールアウトドア」を紹介します。

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「タブールアウトドア」は、ハイテク素材を用いたインドアコレクションの「タブールオットマン」のアウトドアバージョンで2018年に発表されました。「タブールオットマン」は、部屋の中心で群れを形成したり、ソファやアームチェアーと一体となるようにデザインされていて、フレームは布地や革のカバーで覆われており、中心には臍や大きな目玉のようなボタンがありますが、トレーの役割を果たします。

「ドーシー・レヴァン」は、イギリス、ロンドンの「ロイヤルカレッジオブアート」で出会った「ニッパ・ドーシー」「ジョナサン・レヴァン」によって設立されました。「ニッパ・ドーシー」は、1971年にインドのムンバイで生まれ、「チャールズとレイイームズ」のマニフェストに基づいて設立された「国立デザイン研究所」で学び、「ジョナサン・レヴァン」は、スコットランド生まれで、細かいキャビネット作り習った後に、工業デザインのトレーニングを受けました。

次は、「バクスター」社から発売された「ドラガ&オーレル」がデザインした「レオン」を紹介します。

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「レオン」は、2019年のミラノサローネで発表された丸みを帯びたフォルムながら、上質なレザーがシャープな印象を与える。張地となるレザーが77種類からなる。

「ドラガ&オーレル」は、2007年にイタリアのコモの町に設立されたデザインスタジオです。
「ドラガ・オブラドビッチ」は、ファッション業界でキャリアをスタートさせ、最初はロンドンとミラノでテキスタイルデザイナーとして働いた後、最終的にコモに移住しました。「オーレルK.バセドウ」は、以前は大工および木工としての訓練を受け、ミラノの「アカデミアディベッレアルティ」を卒業し、美術の学位を取得しました。 

次は、「スタジオキイ」から発売された「梅本敏明」がデザインした「シダースツール」を紹介します。

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「シダースツール」は、杉の丸太を削り出したユニークなフォルムのスツールで、無垢のかたまりの存在感がありながら、針葉樹ならではの柔らかさや軽さを持ち合わせていて、無塗装なので森の中にいるような杉の香りを感じることができます。女性でも楽に移動ができる重量です

「梅本敏明」は、1977年 和歌山県有田市生まれ、武蔵野美術大学建築学科中退後、美容師やカフェ経営を経て木工職人となり、2012年「スタジオキイ」を設立した。

 

今回は、「エルデコ №163」(2019年12月号)他を参考に紹介しました。

 

☆参考

 〇「エルデコ №163」(2019年12月号)

 

 

 

 

 

 

2020年2月11日 (火)

彫刻的ファニチャーⅠ

今回は、「エル・デコ」№163の「彫刻的ファニチャー」を参考に紹介します。

最初は、近代建築の三大巨匠「フランク・ロイド・ライト」の「タリアセン1」です。


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 「フランク・ロイド・ライト 」は、「ル・コルビュジエ」と「ミース・ファン・デル・ローエ」と共に「近代建築の三代巨匠」と呼ばれ、アメリカ・ウィスコンシン州に生まれ、ウィスコンシン大学マディソン校土木科を中退して、シカゴに移り住んだ。「ジョセフ・ライマン・シルスビー事務所」に務め、1年ほどで事務所を辞めた。その後、「アドラー=サリヴァン事務所」へ移り、ここでアルバイトで住宅設計をして「サリヴァン」に咎めれ、1893年に事務所をやめた。そして、独立事務所を構えて設計活動をした。

「タリアセン1」は、デザインの成熟度と驚くべき美学の象徴である木製の折り紙で、1949年にアリゾナの自宅スタジオのアームチェアとして考案した。複雑な構成スキームで、歪んだ平面と非常に安定した構造となっている。1986年から1990年にかけて初めて製作されたこの椅子は、有名な日本美術を連想させる複雑な折り目によってもたらされている。30年後に、「カッシーナ」社は、相続人と合意して元のプロジェクトで再作成しました。

次は、「モーイ」社から発売された「マルセル・ワンダース」のデザインした「BFFソファ」です。

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マルセル・ワンダース」は、1963年にオランダに生まれ、1988年にアーネムにある「ArtEZ 芸術大学」を優秀な成績で卒業しました。1995年にアムステルダムにスタジオを開設し、1996年に有名な「ノッテッドチェア」デザインした。ハイテク素材と「ローテク」生産方法を組み合わせたものです。
「BFFソファ」は、多彩なシステム性があり、シンプルなブロック形状の連続のようであるが、生地の内側に隠されているフォームによって傾斜やシートの高さなど最高の快適さを提供できるように絶妙に調節されている。
全体にクロスに、リボンステッチが施されていて、デザイン的なアイコン(特徴)になっている。同時に、伝統的なソファでも用いらている「カピトーネ効果」や、クッションの型崩れを防止する「タフティング」の効果もある。

 

次に、「ロッシュ・ボボア」社からデザイナー「ラファエル・ナボット」のデザインした「ドットアームチェア」です。

 

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パリを拠点とするデザイナー、「ラファエル・ナヴォト」は、1977年にイスラエルのエルサレムで生まれ、2003年にデザインアカデミーの「アイントホーフェン」を卒業し、コンセプチュアルデザインの学士号を取得した。卒業後、彼はフランスの首都に定住し、デザインとインテリア建築の分野で模索し、ヨーロッパの最高のアトリエや職人に近づき、これらの職人とのコラボレーションで彼の作品は実現された。
「ドット アームチェア」は、丸みのあるデザインからは想像できない硬さを持ち、モミと松の木材を使った合板構造のアームチェアである。

 

今回は、「エル・デコ」№163及び各メーカーのHPを参考に紹介しました。

 


 

 

 

 

 

2019年6月 1日 (土)

シャルロット・ペリアンの椅子

シャルロット・ペリアンの椅子

「シャルロット・ぺリアン」は、「ル・コルヴュジェ」と「ピエール・ジャンヌレ」との三人の共同デザイン家具”LCシリーズ”で名前が知られています。

彼女が、「ル・コルビュジエ」の事務所に入るきっかけとなったのが、1927年の「サロン・ドートンヌ展」に出展した「屋根裏のバー」である。最初に彼女が、「ル・コルビュジエ」の事務所を訪問した時、「ここはクッションに刺繍をするような仕事はない」と言って断わられたが、「ピエール・ジャンヌレ」が「屋根裏のバー」(下の写真)を見ることを勧め、それを見て直ちに、「住宅設備」と「家具」を任せる契約をした。

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「ル・コルビュジエ」は、ドイツの前衛建築家から「家はモダンだが、内装がなっていない」と酷評されていたことが、彼女を受け入ることになった一因でもある。「ル・コルビュジエ」の事務所にいた10年間の間に、彼の作品のインテリアや家具のデザインを担当して、「住居設備」としての現在の「LCシリーズ」を共同デザインをしている。しかし、現在の「LC7」、「LC8」は、1928年の「装飾美術家展」に彼女が出展した。当時の彼女のアトリエの様子を再現した「ダイニングルーム28」(下の写真)の中にこれらのチェアがある。

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「LC7」、「LC8」の椅子は、1929年の「サロン・ドートンヌ展」に三名の連名で出展していますが、これらは彼女がデザインしたものである。他にも、彼女がデザインしたLCシリーズがあります。

 

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                            「LC7(アーム付回転椅子)」        「LC8(回転スツール)」

次に、1937年に「ル・コルビュジエ」の事務所から独立して、彼女がデザインした代表的な椅子を紹介します。

日本の商工省に招聘されて来日された時に、東京と大阪の高島屋で開催した『シャルロット・ペリアン「選択・伝統・創造」展』に展示したのが、「シェーズ・ロング」です。

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この椅子は、1941年に「ル・コルビュジエ」と3人での共作した「シェーズ・ロング(LC4)」を原型にして、日本の木製の台座に竹を使った制作した椅子です。

1953年には、日本に滞在する夫の家のためにデザインした「オンブラ・ラウンジチェア」があります。オリジナルのフレームは木材でしたが、下の写真椅子はスチールになっています。

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「オンブラ・チェア」は、1955年に日本橋高島屋で開催された『ル・コルビュジエ、レジェ、ペリアン3人展』で初めて公開された。この展覧会に出品された椅子が、日本の文楽から着想しデザインした、「オンブル・チェア」が下の写真です。成型合板製で、黒染色で仕上げてある。

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オリジナルは、10㎜の合成合板でしたが、復刻は、17㎜の厚さがある。

1955年の高島屋での「二人の長椅子」の写真です。

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最後に、1967年に、フランスのサヴォア県「アーク」のスキーリゾート計画に参画した時にアーク駅のためにデザインしたサイドチェア「アーク」は、下の写真である。

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彼女は、1999年96歳で亡くなりました。

今回は、「wikipedia」、「20世紀の椅子たち」他を参考に紹介しました。

☆参考

                     ○シャルロット・ぺリアンと日本

 

                     ○LC7(アーム付回転いす)

   

                     ○20世紀の椅子たち

 

2019年5月10日 (金)

日本の名作木の椅子その1

今回は、2015年4月号の「エル・デコ」に記載されている「日本を代表する木工椅子ブランドの日本の名作7脚」を参考に「木工椅子」の紹介をします。

1、桜製作所 ARM Chair

※「桜製作所」は、1948年創業、木工技術を持つ職人集団からスタートした香川の木工会社である。1964年以来、木工家具デザイナー「ジョージ・ナカシマ」が唯一その技術を認め、ともに家具を制作してきたことでも知られている。

「桜製作所」の創業者で現会長の「永見眞一」は、1923年高松市に生まれ。建築設計技師から家具デザイナーに転じて、「ジョージ ・ナカシマ」デザインの家具他高級注文家具、カスタムデザインの内装部材などのデザイン、制作をてがけてきた。1964年に「ジョージ ・ナカシマ」が、初来日して以来、30数年にわたってナカシマの日本におけるパートナーとして、デザイン・制作に携わってきた。

その「桜製作所」が奨める椅子は、「ジョージ・ナカシマ」がデザインし製作された「アームチェア」ある。

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 この「アームチェア」は、「ジョージ・ナカシマ」自身も愛していて、頑強で壊れにくい構造のうえに、端正なプロポーションをもった椅子である。

※「ジョージ・ナカシマ」は、1905年にワシントン州スポーケンに生まれ、1923年に「ワシントン大学」に入学し、1929年に卒業後、「ハーバード大学大学院」でデザインの勉強をするために奨学金を得たが、「バウハウス」の教育を嫌って、「マサチューセッツ工科大学」へ転校して建築学修士号を取得した。1964年に、インドの「アーメダバード国立デザイン研究所」に向かう途中で来日し、彫刻家の「流政之」の薦めで高松の工房を訪れて、「讃岐民具連」と知り合い自らもその一員となった。1962年に、「ミングレン(民具連)」シリーズの家具を発表した。

2、宮崎椅子製作所 UChair

※「宮崎椅子製作所」は、1969年に徳島県に創業し、もともとは鏡台椅子の下請け製作工場であったが、木取りから木地加工、組み立て、布張りまでイスづくりのすべてを一貫して社内で行っていた。さらには、優れた技術を持つ職人は大勢いたために、「自社製品を持たなければ先はない」と考えた二代目の「宮崎勝弘」は、家具デザイナー「村澤一晃」や「小泉誠」との出会いを機にオリジナル製品づくりをスタートさせたのが、始まりである。

その「宮崎椅子製作所」が奨める椅子が、「小泉誠」がデザインした「U Chair」である。

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この「U chair」は、その名のとおり背とアームが「U」の字をした軽やかな椅子です。脚と背と肘当てが一体になった、極めて単純な構造の椅子である。このUの字の部材は、フィンガージョイントで削り出しをしています。

※「小泉誠」は、1960年生東京生まれ。デザイナーの「原兆英」、「原成光」の両氏に師事した後、1990年「コイズミスタジオ」を設立した。箸置きから建築まで生活に関わる全てのデザインを手掛ける。2003年にはデザインを伝える場として東京の国立市に「こいずみ道具店」を開き、リアルなデザイン活動を展開している。

3、飛騨産業 HIDA Arda

※「飛騨産業」は、1920年に「中央木工」として岐阜県高山市に設立した。1945年に現在の称号「飛騨産業」に変更し、木工家具では高いブランド力を持ち、キツツキのトレードマークで知られている。古くから飛騨地方で盛んであった伝統工芸の曲木家具から始まっている。

その「飛騨産業」が奨める椅子が、「エンツォ・マーリ」がデザインした「HIDA Arda」である。

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凛とした雰囲気を感じさせながらも、どこか愛嬌のあるデザインが特徴的で、シンプルなフォルムは、木目や節の美しさ、杉の質感を引き立てています。座面のゆるやかなカーブは、座面専用のプレス金型を用い3D圧縮により加工したもの。

※「エンツォ・マーリ」は、1932年イタリア・ノヴァーラに生まれ、「ブレラ美術学校」を卒業し、多くの世界的なデザインブランドから作品を発表した。そして、1967年と1979年、1992年にコンパッソ・ドーロ賞を受賞して、1976年から79年にかけてADI(イタリア工業デザイン協会)の会長を務めた。

4、マルニ木工 Hirosima

※「マルニ木工」は、1928年に「昭和曲木工場」を設立し、曲木椅子第一号が完成した。1933年に「マルニ木工」に改名し、戦中、戦後の動乱期を経て、曲げ木製品を主力とした近代的量産家具メーカーとしての地位を築き上げた。

その「マルニ木工」が奨める椅子は、「深澤直人」がデザインした「Hirosima」である。

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ナチュラルな木肌を生かし、シーンにこだわらず、あらゆる場所で長く使えることを想定し、シンプルデザインであるが精緻な構造の椅子である。背からアームにかけての緩やかなカーブが美しく、椅子の座、やアームチェアの側面のテーパーは、光のあたる天面をより美しく強調している。

※「深澤直人」は、1956年に山梨県甲府市に生まれ、1980年 に「 多摩美術大学美術学部プロダクトデザイン科」を卒業して、「 諏訪精工舎(現・セイコーエプソン)」に入社した。1989年 に「 諏訪精工舎」を退職して、 アメリカの「ID TWO(現・IDEO)」に入社し、1996年 に「 IDEO Japan」を設立して日本支社長に就任した。2003年に退職をし、「深澤直人デザイン」を設立した。

☆参考

              ○U Chair(宮崎椅子製作所) 

 

               

              ○HIDA Arda(飛騨産業)

              ○Hirosima(マルニ木工)


 

              ○エルデコ 2019年4月号

 

2018年12月15日 (土)

北欧ブランドの最新チェア

今回は、「エル・デコ」2018年8月号の「プロも注目する北欧ブランドの最新スタイル」から、北欧ブランドからでたインテリア商品を紹介します。

1、フリッツ・ハンセン 「№1」 ネンド

「フリッツ・ハンセン」社が、得意とする成形合板の作品で、「佐藤ナオキ」のデザインスタジオ「ネンド」がデザインした椅子「№1」である。

※佐藤 オオキは、1977年にカナダに生まれ、2002年に「早稲田大学大学院理工学研究科建築学専攻修了」し、デザインスタジオ「ネンド」を設立した。

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2018年に、プライウッドを用いた非常に高い成形技術で、9層の合板を使い、シェル部分に特徴を持ったデザインの椅子である。接合部を出来る限り少なく接しているように見せたディテールによって軽やかな印象となっている。背もたれとフレームの接合部には、シェルを滑り込ませるための溝を掘り、フレーム同士で挟んで固定することで、十分な強度を確保できた。さらに、座面も脚とは直接触れていないように見せることで座面がふわりと浮遊しているような佇まいとなった。

「フリッツ・ハンセン」社の有名な作品のひとつに、1955年に販売した「セブンチェア」がある。

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「セブンチェア」は、デンマークの建築家「アルネ・ヤコブセン」の代表作の一つである。

※「フリッツ・ハンセン」社は、1872年に創業したデンマークの老舗家具ブランドメーカーである。プライウッドを用いた非常に高い成形技術と、それによって生まれる座り心地の良さのノウハウを多数保有している。

2、カール・ハンセン&サン プレルディア ブラッド・アスカロン

「カール・ハンセン&サン」社が、得意とする職人技巧の作品で、「ブラッド・アスカロン」がデザインした椅子「プレルディア」である。

※「ブラッド・アスカロン」は、1977年に生まれ、2005年に、ニューヨークの「プラット・インスティテュート」で、インダストリアルデザインの修士号を習得し、2006年、デザインスタジオをニューヨークに開設した。

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「プレルディア」は、湾曲した独特の3D積層合板製のシェルが体の動きに沿うようにデザインされた軽やかな椅子である。

「カール・ハンセン&サン」社の代表的な「チェア」に、1949年に「ハンス・J・ウェグナー」によってデザインされ、1950年から生産を開始した「CH24」がある。

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「CH24」は、「Yチェア」、「ウィッシュボーンチェア」の愛称で親しまれ、今もなお北欧モダンの名作として世界中で愛されている椅子である。

※「カール・ハンセン&サン」社は、1908年に「カール・ハンセン」がオーデンセに工房を開業し、注文家具の職人技巧と量産品の合理性を両立させていくことを工房の基本としたブランドメーカーである。

3、フレデリシア イヴチェア ティモ・リバティ

「フレデリシア」社の木工製造技術で製作された作品が、「ティモ・リバティ」によるデザインの「イヴチェア」がある。

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「フレデリシア」社の得意とする一枚皮の木製椅子である。

※「ティモ・リバティ」は、1967年フィンランド生まれ、ヘルシンキのデザイナーとして活躍してる。ヘルシンキの「アールト大学」と「ラハティ・デザイン・アンド・ファインアーツ研究所」で家具デザインを教えている。

「フレデリシア」社の代表的な「チェア」は、「フレデリシア」社をブランドメーカーまで成長させた一因となる「ポーエ・モーセン」の「スパニッシュ・チェア」である。

 

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1958年に発売された「スパニッシュチェア」は、スペインの貴族たちが使っていた一枚革の木製椅子がモデルとなっていて、幅広いアームレストはサイドテーブルとして利用することもでき、よりオープンでリラックスしたスペースを作る。また、革が経年変化で伸びた場合には、背と座の裏にあるベルトで締めたり、革全体を交換することも可能な椅子である。

※ 「フレデリシア」社は、1911年にアンティーク調の家具の製造会社の「フレデリシア・ストールファブリック」社を設立し、1955年には「アンドレアス・グラバーセン」社を買い取り成長した。デンマークの名門家具ブランドメーカーである。
今回は、「エルデコ」、各メーカーのHP他を参考に紹介しました。
☆参考
 ○セブンチェア          ○Yチェア     
      
○スパニッシュチェア               

 

 

 

2018年9月29日 (土)

雑誌編集者の選んだ椅子

「エル・デコ」2015年4月号の「世界のエル・デコ編集長に”ひと目惚れ”の一脚を聴きました」から、選ばれた椅子を紹介します。

 

1、「アッチャイオラウンジ」 アメリカ編集長

「アッチャイオラウンジ」は、2014年に「カッペリーニ」社から発売された「マックス・リプセイ」の作品です。

 

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「アッチャイオラウンジ」アームチェアは、クラシックなスチールレーシングバイクにインスパイアされて、特殊なスチールチュープのフレームで、強くて軽さのある椅子になっている。シートと背もたれは、快適で柔軟性のあるミシン目のサンドイッチで構成されている。

※「マックス・リプセイ」は、オランダ、アイントホーフェンに拠点を置くアメリカ人デザイナーです。ニューヨーク大学で学士号を取得した後、2007年に「アイントホーフェンデザインアカデミー」を卒業しました。

2、「チェルシーラウンジチェア」 ポーランド編集長

「チェルシーラウンジチェア」は、2014年に「モルテーニ」社から販売された「ロドルフォ・ドルドーニ」の作品である。

 

Photo

「チェルシーラウンジチェア」アームチェアは、クラシックな安楽椅子に最新のスタイリングと上質の心地よさを加えたチェアである。ロンドン・チェルシー地区の高級クラブからインスピレーションを得てデザインされ、堅牢な木部と背もたれの流れるようなラインが快適な座り心地とエレガンスをつくり出している。

※「ロドルフォ・ドルドーニ」は、1945年イタリア、ミラノに生まれ、1979年に「ミラノ工科大学」を卒業し、同年には「アルテミデ」のガラスコレクションをはじめ、「カッペリーニ」、「フォンタナ・アルテ」などモダンを代表する名だたるブランドの家具、プロダクトなどのアートディレクションを兼任した。

3、「イースト・リバーチェア」 韓国編集長

「イースト・リバーチェア」は、2014年に「ヴィトラ」社から販売された「ヘラ・ヨンゲリウス」の作品である。

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「イースト・リバーチェア」は、2009年、オランダの外務省から、ニューヨークの国連本部のUNラウンジのために製作されました。色の組み合わせの選択によって異なった外観をしていて、落ち着きと明るさのあるデザインである。レザーカバーは、肘掛けを汚れや擦り傷から保護し、背もたれまで伸びる厚めのあるシートクッションによって腰部をサポートしている。

※「ヘラ・ヨンゲリウス」は、1963年にオランダ、ユトリヒトに生まれ、1988年に「デザインアカデミーアイントホーフェン」を卒業し、卒業後「ドローグデザイン」に従事し、1993年に「ヨンゲリウス・スタジオ」を設立した。 2008年に「ヨンゲリウス」は、スタジオをベルリンに移した。

4、「LJ1」 オランダ編集長

「LJ1」は、2015年に「デ・フォルム」社から発売された「ラウレンス・ファン・ウィーリンゲン」の作品である。

 

Lj1

「LJ1」の座席のPETフェルトは、PETボトルのリサイクル品で作られていて、座席のデザインは伝統的な製造工程をひとつにしたスマート3Dプレス技術で製作された。PETフェルトは、柔らかく強力な素材であり、耐久性や、優れた音響性能を備えている。

※「ラウレンス・ファン・ウィーリンゲン」は、1974年にオランダ、アーネムに生まれ、「ロイヤル・カレッジ・オブ・アート」で芸術学修士号を取得し、2003年には自身のデザインスタジオを立ち上げ、多くの製品とインテリアを開発しました。

今回は、「エル・デコ2015年4月号」、各家具メーカーHP他を参考に紹介しました。

☆参考

 

        ○エルデコ(2015年4月号)   ○オレンジハニー(ヘラ・ヨンゲリウス)

 

                  

 

 

 

 

 

                 ○100人に一人の椅子職人

 

                   

 

 

 

 

 

 

2018年8月16日 (木)

サイモン・レガルドの椅子

「サイモン・レガルド」は、1986年にデンマーク、コペンハーゲンに生まれ、2012年に、デンマークの「ロイヤル・デンマーク・アカデミー・オブ・ファイン・アーツ 」 を卒業した。

2013年に、デンマークの家具メーカー「ノーマン・コペンハーゲン」社から「エラ・ラウンジチェア」(下の写真)が発売された。

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「エラ・ラウンジチェア」は、シャープなラインカーブで、調和のとれたモダンなデザインのチェアである。耐久性や長寿命性を兼ね備え、幅広のモールドクッションと後方にそった背もたれのカーブが座り心地を良くしている。

「エラ・ラウンジチェア」(下の写真)には、脚部がスチール製のものも「エラ」シリーズのなかいにある。

2「エラ・ラウンジチェア」スチールは、木製の脚部と異なり、スチール製の持つ、繊細で軽快なデザインのチェアである。その他にも、脚部の異なるものや、背もたれの高いもの等のシリーズ商品がある。

2014年に、同様に「ノーマン・コペンハーゲン」社から「フォーム・チェア」(下の写真)が発売された。

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「フォーム・チェア」は、木工職人が作る無垢の脚と、金型成型されたプラスチックが見事に合体した構造の美しいデザインのチェアである。「ノーマン」社では、この製品のために専用のカップリングシステムを設計し、木の足が座面から生えたようなシームレスなデザインの実現を可能にした。

「フォーム・チェア」コレクションのひとつに、「フォーム・スイベル」(下の写真)の「アーム・チェア」がある。

2_2「フォーム・チェア」は、脚部が木製の四脚ではなく、一本脚から四脚に分かれた脚部である。このタイプで、先端にキャスターが付いたものある。

2018年に、同様に「ノーマン・コペンハーゲン」社から「ヘリット・チェア」(下の写真)が発売された。

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「ヘリット・チェア」は、オーク材のフレームに、プラスチックの背もたれと座面を取付けた構造のデザインになっている。背もたれの曲面は、身体の形状に合わせたように正確な設計がされて、座面との座り心地のバランスを確保している。

「ヘリット」シリーズには、「ヘリット・アームチェア」(下の写真)がある。

 

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「ヘッリト・アームチェア」は、背もたれと一体化したアームの曲線ラインが、優雅で繊細な形状で、座り心地のよいチェアである。

2018年、同様に「ノーマン・コペンハーゲン」社から「ハイグ・ラウンジ・チェア」(下の写真)が発売された。

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「ハイグ・ラウンジ・チェア」は、滑らかな曲面によって抱え込む輪郭が、座り心地さと居心地さをつくりだし、温かみのあるデザインのチェアである。

「ハイグ」シリーズには、背もたれの異なる「ハイグ・ラウンジ・チェア」ロータイプ(下の写真)がある。

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「ハイレグ・ラウンジチェア」ローは、軽快で優雅なデザインのチェアである。「ハイグ」シリーズには、脚部の形状や素材の異なるタイプのものもあります。

今回は、「サイモン・レガルド」HP他を参考に紹介しました。

 

☆参考

○フォルム・チェア(レッド)

 

○フォーム・アームチェア(ブラック)

○フォーム・チェア(グレイ)

2018年7月30日 (月)

アフラ&トビア・スカルパの椅子

イタリア人の建築家でありデザイナーの「トビア・スカルパ」は、建築の詩人と謳われた「カルロ・スカルパ」の息子として、1935年にベネチアに生まれ、1969年に「ベネチア建築大学」を卒業した。妻の「アフラ・ビアンチン」は、1937年にモンテベッルーナで生まれで、同じころに「ベネチア建築大学」を卒業し、ふたりでデザインチームを組み、1958年にガラスで有名なムラーノ島にある「ヴェニーニ」社の工房で制作を開始した。

1959年に、イタリア家具メーカー「ガヴィーナ」社からアームチェア「ピグレコ」(下の写真)が発売された。

Photo彼らのデヴュー作である「ピグレコ」は、半円の背もたれと一体型になった脚部のローズウッドのフレームに、レザーで覆われた座面で構成されている。

1960年にはイタリア家具メーカー「ガヴィーナ」社からアームチエア「バスチアーノ」(下の写真)を発売した。

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「バスチアーノ」は、1969年までイタリア 「ガヴィーナ」社で作られていましたが、その後「ノール」社より復刻された。ブラックのレザーとオーク材の組み合わせがモダンであり、直線的なデザインによって、50年以上も経過しているが、斬新的で、スタイリッシュなデザインのソファである。

1965年には、イタリアの家具メーカー「カッシーナ」社からサイドチェア「121」(下の写真)が販売された。

121

「121」は、曲がった合板の座席としっかりとしたクルミの脚部とベースによって構成され、厚手の革で覆われた背もたれを差し込んで組まれている。

1966年にイタリア家具メーカー「ビーアンドビー」社からアームチェア「コロナド」(下の写真)が発売された。

Photo

「コロナド」は、伝統的なデザインでリラクゼーションのある「クラシック」なソファであるが、背もたれに組み込まれたスプリングシステムによって最大の快適さをもたらしている。

1967年に、イタリア家具メーカー「カッシーナ」社から「カルロッタ」(下の写真)が販売された。

Carlotta

「カルロッタ」は、綿のクッションカバーを備えた座面と背面に、ブラックラッカーのビーチウッドフレームの上にのせることで出来ている。

1969年に、イタリア家具メーカー「カッシーナ」社から「ソリアナ」の安楽椅子とオットマン(下の写真)を発売し、1970年に「コンパッソ・ドーロ賞」を受賞している。

Photo_3                      「20世紀の椅子たち」山内陸平著より

「ソリアナ」は、椅子の世界にソフトでファッショナブルな感覚を持ち込んだ作品であり、フォームラバー等を布で包み込み、金属のワイヤで留めることで形作っている。

1973年には、イタリア家具メーカー「ビーアンドビー」からアームチェアの「デアロゴ」(下の写真)が発売された。「№925」とも言われる椅子である。

Photo_3

この椅子は、現在ニューヨーク近代美術館のパーマネントコレクションとして保存されている。木製のフレームに革張りの座面と背板で構成されている。脚部とアームのくり抜かれたようなフレームが特徴的である。

1973年に、イタイリア家具メーカー「モンテーニ」社から「モンク」チェア(下の写真)が発売された。

Photo_2

堅い天然の灰の厚板で作られた脚に2つの管状の鋼製セクションに取り付けられた生地を固定して繋ぎ材でフレームを構成することで出来ている。

1975年に、イタリア家具メーカー「ビーアンドビー」の「マグサルト」コレクションとして「アフリカ」(下の写真)が発売された。

1975

「アフリカ」の背もたれのパターンは、ウォールナットとローズウッドを寄せ木にして、削り出しをしてデザインされ、脚部のフレームと座面で構成されている。

今回は、「20世紀の椅子たち」、各メーカー、ブログ他を参考に紹介しました。

 

☆参考

○20世紀の椅子たち

 

 

○カサベラ

 


2018年5月12日 (土)

ベンジャミン・ヒューバートの椅子

「ベンジャミン・ヒューバート」は、1984年にイギリスに生まれた新進気鋭の若手デザイナーです。

彼は、「ラフバラ大学」で学び、2006年には「インダストリアルデザインアンドテクノロジー」を卒業した。

2007年にロンドンで、「スタジオ」を設立した。「スタジオ」は、ヨーロッパの国際的な製造業者と協力して、インダストリアルデザインを専門とした。

2012年、ポルトガルの家具メーカー「デル・エスパダ」社から「ペール」チェア(下の写真)が発売された。

Pelt

「ペール」チェアは、洗練された工法によって、材料の使用量を最小限に抑えて、柔軟な生活を促す実用的な形態にデザインされている。

2013年には、ドイツのメーカー「クラシコン」社より「メンブレン」(下の写真)が発売された。

Photo

「メンブレン」は、スポーツ分野で使われる高度な3Dニット的スタイルを使用して、デザインされた超軽量の椅子です。片手で持ち上げることができます。

2016年には、デンマークの家具メーカー「フリッツ・ハンセン」社から「ペア」チェア(下の写真)が、発売された。
Photo_2
「ペア」チェアは、様々な素材の組合せによって、多くの種類の製品を作成し提供している。
同じ、2016年には、イタリアの家具メーカー「モロソ」から「クレードル」チェア(下の写真)が発売された。
Photo_3

「クレードル」チェアは、ネット構造の背もたれと、布張りの座面で構成されたラウンジチェアタイプの椅子である。従来のメッシュを使用して、身体に必要な人間工学的な状態を追及してデザインされています。

2017年には、イギリスの家具メーカー「Allermuir」社から「Axyl」チェア(下の写真)が発売された。
Axyl_2
この椅子は、環境への配慮からリサイクル材を極力使用して、大幅なコスト削減をしていて、「持続可能な声明」との意味をもった椅子である。

今回は、「ベンジャミン・ヒューバート」HPを参考に紹介しました。

☆参考

国内正規品 フリッツハンセン ペアチェア 粉体塗装仕上げ ブラックベース/ブラックバック/オークシート フリッツ ハンセン 北欧

2018年4月 2日 (月)

ルシアン・アーコラーニの椅子

「ルシアン・アーコラーニ」は、家具デザイナーであり、「アーコール」社の創業者である。

彼は、1888年にイタリア、トスカーナ地方に生まれ、1890年に家族でイギリス、ロンドンに引っ越しをした。
1904~1909年に掛けてショーディッチの職業技術専門学校で家具デザインを学んだ。卒業後は、家具メーカーの集まる「ハイ・ワイコム」でデザイナーとして働いた。
1920年に会社を設立し、1923年にイギリスの市民権を取得した。
1976年の亡くなるまで「アーコール」社のチーフデザイナーを務めた。
「アーコール」社は、1947年にロンドンの北西部の街で英国の伝統的なウインザーデザインを原型に「ウインザーチェア」を製作して、一躍有名になった。
そして、現在は、「ウインザー」シリーズのひとつとして、「1877ウインザーチェア」(下の写真)が販売されている。
Photo_2

この椅子は、厚い座面に、脚や背を形成するスポークを直接差し込むというシンプルな構造で、コムバック(櫛形)とボウバック(弓型)と呼ばれる木製の背もたれが特徴である。
他には、「1875クエーカーチェア」(下の写真)がある。
Photo_3「ウインザーチェア」より背もたれの形状が、細長くなっている。
さらには、ゆったりした座り心地を感じる椅子「911チェアメーカーズチェア」(下の写真)がある。
Photo_4
この椅子は、椅子職人のために造られたチェアと呼ばれ、特に人気がある椅子、広い背もたれと背から続くアームのデザインが特徴的である。
「ウインザー」シリーズの中で、特に人気があるのが、「エバーグリーソファ」(下の写真)である。
Photo_5
この椅子は、1950年代にデザインされたものの復刻版です。
そして、肝心の「ルシアン・アーコラーニ」の作品であるが、今は、彼が過去にデザインした椅子を「オリジナル」シリーズとして復刻版を販売している。
最初は、「オリジナル」シリーズの作品で、「392スタッキングチェア」(下の写真)である。
Photo_2
1957年に製作された椅子で、普及の名作と言われている有名な作品である。
次は、1958年に製作された椅子「401バタフライチェア」(下の写真)です。
Photo
1958年当時、無垢材を湾曲させるの曲げ木では精一杯だった、堅牢なニレ材のプライウッド(成形合板)を柔らかな曲線を描く技術を開発してことによって完成した椅子である。
次は、「206イージーチェア」(下の写真)です。
Photo
椅子というよりは、ソファに近いデザインの作品である。
「スタッキングチェア」、及び「バタフライチェア」の復刻版は、イギリスのデザイナー「マーガレット・ハウエル」の要望によって実現した。
現在の「アーコール」社の現会長である「ルシアン・アーコラーニ」の孫である「エドワード・タドロス」は、有名なデザイナーとコラボして手掛けた作品に、「1524ホーランドパークチェア」(下の写真)がある。
Photo
この椅子は、イギリスの有名なデザイナー「ラッセル・ピンチ」とのコラボした作品であり、「アーコール」社の「スタッキングチェア」をアップデートした作品として販売されたいる。
その他に「3355オールパーパースチェア」(下の写真)がある。
Photo_21960年代にデザインされた「ステイバックチェア」の愛称で親しまれていた「オールパーパースチェア」の復刻版の椅子である。
最後に、日本のデザイナー「安積朋子」とコラボした椅子が「フローチェア」(下の写真)である。
Photo_2
背もたれ部分が、名作の「Yチェア」のようなデザインの椅子である。
今回は、「アーコールHP」他を参考に紹介しました。
今回は、ここまで!!
☆参考

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