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2014年3月13日 (木)

チャールズ・イームズの椅子

チャールズ・イームズの椅子

今回は、チャールズ・イームズの作品を紹介いたします。彼は、建築家であり、家具デザ

イナーでもあり、妻レイ・イームズとの夫婦での共同作品が多い。

彼は、1907年にミズリー州セントルイスに生まれ、1925年から1928年の間、セントル

イスのワシントン大学に通ったが、近代建築に過度に熱をあげ過ぎて退学になってしまう。

1936年に、エリエル・サーリネンの招待で、クランブルック美術アカデミーに奨学生として

入学し、後に同校のインダストリアルデザイン学科長として教鞭をとり、1941年、前の妻

と離婚し、同校の同僚だったレイ・カイザーと再婚して、ロサンゼルスに移った。

映画会社「MGM」の美術部で働きながら成形合板の研究・製作に没頭し、自作の合板製

造装置「カザム」で背と座を一体成型するシェル構造に挑戦する。その一方で、成形合板

の「ワンピースの子供の椅子」(下の写真)や玩具の製作をした。

Photo_2

1942年には、「レッグ・スプリント(負傷した兵士の添え木)」(下の写真)を開発し、ビジネ

スとして大きな成果を上げた。この時期に背と座の一体型のプロットタイプを試みている。

Photo_3

1945年に、背と座を分離して、脚部と座を組み合わせた椅子「プライムウッド・チェア

(LCW)」(下の写真)を発表した。座の高い椅子は、「DCW」です。

Photo_41946年は、「プライウッドチェア(LCW)」の脚をスチールにした椅子「LCM」(下の写真)を

発表した。座の高い椅子は、「DCW」です。

Photo_6これらの椅子は、1940年代半ばの椅子としては革新的であるとともに、量産性の視点か

らも最初の椅子である。合板とスチールの接合部にゴムのショックマウントを採用したこと

が成り立った要因である。

1948年にニューヨーク近代美術館(MOMA)が開催した「ローコスト家具の国際コンペ」

にシェル構造の椅子やアルミをプレスした3次元の形態の椅子などを出品し、そのうちの

ひとつに落選したが美しい椅子「ラ・シェーズ」(下の写真)がある。

Photo

この椅子は、横になって座ることも出来る、椅子の常識を破った作品である上に、評判は

良かったが、製作費用が高額であったことが落選の理由のようである。このフォルムは、

彼が学んでいた抽象美術の影響がみられ、優美な曲線の遊び心に満ちた椅子である。

1991年にヨーロッパの企業が、リ・プロダクトして販売している。

1950年に、第二次世界大戦中に軍需用に開発されたFRP(ガラス繊維強化プラスチッ

ク)の素材を使って一体型のシェル構造の椅子を誕生させた。それが「イームズシェルチ

ェア」である。

「シェルチェア」には、肘掛のない「サイドシェルチェア」(下の写真)がある。

           D

そして、肘掛の付いた「アームシェルチェア」(下の写真)がある。

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FRPの「シェルチェア」は、当初「サイドチェア」と「アームチェア」の2種類であったが、その

後スタッキングタイプ、ロッキングタイプ、さらにキャスター付きと、トリムの付いた布やビニ

ールレザーをプレスしてカバーリングした椅子など多くのバリエーションを生んだ。

FRPの材質が環境問題(ガラス繊維が焼却分解不可能)から1989年に製造を中止し、

現在は「ヴェトラ」社からごく少量のFRPの椅子が販売されているだけである。

2000年にポリプロピレン製の椅子が生産され、さらに2013年は「ハーマンミラー」社に

よって環境に配慮したグラスファイバー素材をつかってファイバーグラス製「シェルチェア」

を発売した。

1951年には、ワイヤーメッシュで背と座を一体化したサイドチェア「ワイヤメッシュ・チェ

ア」(下の写真)をデザインした。

Dkr縦・横のロッドを交差させて造ったシェルを、ロッドを交差させて造ったエッフェルベースで

支える構造で構成されている。

1956年には、彼が「一塁手のミットのように温かく包み込むような外見を持ったデザイン

にしたかった椅子が「ラウンジチェア&オットマン」(下の写真)です。

Photo_7チェアの背もたれの支柱、脚部はアルミダイキャスト製で、脚部は回転する構造になって

います。

1958年には、アルミダイキャストの素材を椅子のサイドフレームとして使用した「アルミ

ナ・グルプ」(下の写真)の椅子を発表した。

2

この椅子は、アメリカ・インディアナ州のコロンバスで、カミンズエンジン社の創業者「J・ア

ーウィン・ミラー邸」を設計していた「エーロ・サーリネン」と「アレキサンダー・ジラー」から

屋外用の上質な椅子を依頼されてデザインされた。(下の写真)

Photo_9

彼はこの後、1960年に「タイムライフビル」用に「タイムライフチェア」(イグゼクティブチェ

ア)や1962年に空港などで「タンデム・スリング・シーティング」などをデザインしています。

「イームズチェア」は、まだまだありますが興味のある方は、「ハーマン・ミラーH・P」をご覧

ください。

今回は、「20世紀の椅子たち」、「ハーマン・ミラーH・P」、「Wikipedia」他を参考に紹介し

ました。

今回は、ここまで、!!(2016年2月20日追加・訂正更新)

☆参考

20世紀の椅子たち―椅子をめぐる近代デザイン史

イームズ LCWチェア(ウォルナット)

■総本革■イームズラウンジチェア■オットマン付■ブラック

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