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2019年11月 5日 (火)

20世紀の名作年表Ⅰ

今回は、「エル・デコ№135」の「20世紀の名作年表」から年代ごとに発表された家具を紹介します。

○1927年

1927年には、「アイリーン・グレイ」がデザインした「E1027アジャスターテーブル」が、「クラシコン」社から発売された。

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「E1027 アジャスターテーブル」は、高さが細かく調節ができ、脚部が端にあるためにベッドやソファに差し込んで使用することができクローム仕上げの美しい素材感も当時の最先端を行くものだった。

その他の作品としては、1929年にデザインされ「クラシコン」社から発売された「ビベンダムチェア」がある。

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「ビベンダムチェア」は、「ミシュラン」社のキャラクター「ビベンダム」を思わせるユーモラスな形からその名がつけられた。

デザイナーの「アイリーン・グレイ」は、1878年、アイルランドのブラウンズ・ウッドに生まれ、1901年にロンドンの「スレード美術学校」に入学し、 1902年には、フランス・パリの「アカデミー・コラロッシ」と「アカデミー・ジュリアン」で芸術を学んだ。1905年、イギリスに渡り、漆器修理を営む「D・チャールズ」の店で働き、1906年にパリに戻り、日本人学生「菅原精造」に出会って漆工芸を学んだ。1913年、第8回 装飾芸術家協会展に招待出品し、ファッションデザイナー「ジャック・ドゥーセ」と出会い、プロフェッショナルとしての道が開けた。1919年、帽子デザイナー「シュザンヌ・タルボット」のためにパリ、ロタ通りのアパルトマンのインテリアを手がけ、一人のデザイナーによるトータルなインテリアデザインの先駆となった。 

○1928年

1928年には、近代建築の巨匠「ル・コルビュジエ」のデザインしたラウンジチェア「LC2」が、「カッシーナ」社から発売された。 2_20191104202701

 それまでの木製フレームのソファとは対照的に、クッションをスチールパイプのフレームで包む構造は革新的であり、重厚なソファが宙に浮いたような存在感は、今なお新鮮である。

 彼のその他の作品には、1929年の「サロン・ドートンヌ」で発表され「休養の為の機械」と呼んだ寝椅子「LC4シェーズロング)」が、「カッシーナ」社から発売された。

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体の線に合わせて綿密にデザインされた背のカーブと、弓形のパイプをずらすことによって寝る角度を自由に変えられ、座り心地の良い椅子である。この椅子は、80年以上経った現在でも世界一有名な寝椅子といわれており、20世紀を代表するマスターピースのひとつである。

建築家の「ル・コルビュジエ」は、1887年にスイスのラ・ショー=ド=フォンの時計の文字盤職人の家に生まれ、家業を継ぐために時計職人を養成する地元の「装飾美術学校」で彫刻と彫金を学んだ。しかし、時計産業は斜陽化しつつあることと、視力が非常に弱く時計職人にふさわしくなかったが、美術学校在学中の1907年に、ル・コルビュジエの才能を見いだした校長「シャルル・レプラトゥニエ」の勧めで、建築家の「ルネ・シャパラ」と共に最初の住宅『ファレ邸』の設計を手がけ、建築家の道を進んだ。1908年にパリへ行き、「オーギュスト・ペレ」の事務所で働き、1910年には「ペーター・ベーレンス」の事務所に籍を置いて、短期間ではあったが実地の建築を学んだ。1911年から半年かけてベルリンから東欧、トルコ、ギリシャ、イタリアを巡る東方への旅へ出て、建築を見て歩いた。その後、ラ・ショー=ド=フォンの「美術学校」で教鞭を執り、1914年に鉄筋コンクリートによる住宅建設方法である「ドミノシステム」を発表した。1917年にパリへ行き鉄筋コンクリート会社に勤めた。1920年にダダの詩人の「ポール・デルメ」、ピュリスムの画家の「アメデエ・オザンファン」と共に雑誌『レスプリ・ヌーヴォー』を創刊し、この頃から「ル・コルビュジエ」というペンネームを用いた。1922年に、「オーギュスト・ペレ」の下で働いていた従兄弟の「ピエール・ジャンヌレ」と共に事務所を構え、世界的に有名な建築家として活躍した。

同じ、1928年に「マルセル・ブロイヤー」のデザインによる椅子「S32」が「トーネット」社より発売された。

S32

1920年代後半に、スチールパイプによるキャンテレバーの椅子が、多くの先鋭的なデザイナーたちによって試みられたが、この椅子がなかでも圧倒的な完成度をもっている。

1925年には、初めて曲げた金属パイプを使用してデザインされた椅子『ワシリー・チェア』が、「バウハウス家具工房」で作られた。
Photo_20191105045401 「ワシリーチェア」は、自転車のハンドルに着想を得てデザインされ、「バウハウス」の「ワシリー・カンディンスキー」教授の為に作られた椅子であり、その後、「ノール」社より販売された。

 建築家「マルセル・ブロイヤー」は、1902年、ハンガリーのペーチで生まれ、1920年から1924年まで「バウハウス」で学び、1924年に職人資格に合格してパリに移住した。1925年から1928年まで「バウハウス」でマイスターとして勤務し、1930年代に入るとドイツ国内がナチスの台頭によって、危険を感じてベルリンを離れて、ロンドンに移住した。1935年からは、「F・R・S・ヨーク」と共に、「アイソコン」社で家具デザインに従事した。1937年には、「バウハウス」時代の旧友「ヴァルター・グロピウス」の誘いでアメリカに渡り、「ハーバード大学デザイン大学院」で教鞭をとった。その時の教え子に「フィリップ・ジョンソン」や「ポール・ルドルフ」などがいた。1938年から1941年まで「ワルター・グロピウス」と共同で事務所を開いて、ボストン周辺の住宅建築などを手掛けた。1941年に、自身の建築設計事務所をニューヨーク市に開いた。彼は、20世紀を代表するモダニズムの建築のひとりである。そして、最も重要な家具デザイナー、インテリアデザイナーのひとりでもある。

今回は、「Wikipedia」、「エル・デコ№135」他を参考に紹介しました。

 

☆参考

○「E1027アジャスターテーブル」    ○「ビベンダムチェア」
 

       

 


○「LC2」                ○「LC4」           

○「S32」                ○「ワシリーチェア」      

 

 

 

2019年6月 1日 (土)

シャルロット・ペリアンの椅子

シャルロット・ペリアンの椅子

「シャルロット・ぺリアン」は、「ル・コルヴュジェ」と「ピエール・ジャンヌレ」との三人の共同デザイン家具”LCシリーズ”で名前が知られています。

彼女が、「ル・コルビュジエ」の事務所に入るきっかけとなったのが、1927年の「サロン・ドートンヌ展」に出展した「屋根裏のバー」である。最初に彼女が、「ル・コルビュジエ」の事務所を訪問した時、「ここはクッションに刺繍をするような仕事はない」と言って断わられたが、「ピエール・ジャンヌレ」が「屋根裏のバー」(下の写真)を見ることを勧め、それを見て直ちに、「住宅設備」と「家具」を任せる契約をした。

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「ル・コルビュジエ」は、ドイツの前衛建築家から「家はモダンだが、内装がなっていない」と酷評されていたことが、彼女を受け入ることになった一因でもある。「ル・コルビュジエ」の事務所にいた10年間の間に、彼の作品のインテリアや家具のデザインを担当して、「住居設備」としての現在の「LCシリーズ」を共同デザインをしている。しかし、現在の「LC7」、「LC8」は、1928年の「装飾美術家展」に彼女が出展した。当時の彼女のアトリエの様子を再現した「ダイニングルーム28」(下の写真)の中にこれらのチェアがある。

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「LC7」、「LC8」の椅子は、1929年の「サロン・ドートンヌ展」に三名の連名で出展していますが、これらは彼女がデザインしたものである。他にも、彼女がデザインしたLCシリーズがあります。

 

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                            「LC7(アーム付回転椅子)」        「LC8(回転スツール)」

次に、1937年に「ル・コルビュジエ」の事務所から独立して、彼女がデザインした代表的な椅子を紹介します。

日本の商工省に招聘されて来日された時に、東京と大阪の高島屋で開催した『シャルロット・ペリアン「選択・伝統・創造」展』に展示したのが、「シェーズ・ロング」です。

Photo_8

この椅子は、1941年に「ル・コルビュジエ」と3人での共作した「シェーズ・ロング(LC4)」を原型にして、日本の木製の台座に竹を使った制作した椅子です。

1953年には、日本に滞在する夫の家のためにデザインした「オンブラ・ラウンジチェア」があります。オリジナルのフレームは木材でしたが、下の写真椅子はスチールになっています。

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「オンブラ・チェア」は、1955年に日本橋高島屋で開催された『ル・コルビュジエ、レジェ、ペリアン3人展』で初めて公開された。この展覧会に出品された椅子が、日本の文楽から着想しデザインした、「オンブル・チェア」が下の写真です。成型合板製で、黒染色で仕上げてある。

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オリジナルは、10㎜の合成合板でしたが、復刻は、17㎜の厚さがある。

1955年の高島屋での「二人の長椅子」の写真です。

2

最後に、1967年に、フランスのサヴォア県「アーク」のスキーリゾート計画に参画した時にアーク駅のためにデザインしたサイドチェア「アーク」は、下の写真である。

Photo_10

彼女は、1999年96歳で亡くなりました。

今回は、「wikipedia」、「20世紀の椅子たち」他を参考に紹介しました。

☆参考

                     ○シャルロット・ぺリアンと日本

 

                     ○LC7(アーム付回転いす)

   

                     ○20世紀の椅子たち

 

2016年12月21日 (水)

坂倉準三の椅子

彼は、1901年に岐阜県羽島郡、現在の羽島市の醸造元の4男として生まれた。
1923年に、東京帝国大学文学部に入学し、1927年に、東京帝国大学文学部美学美術史学科美術史を卒業した。
1929年に、フランスに渡り、パリ工業大学で学び、1931年に、前川國男の紹介で「ル・コルビュジエ」の事務所に入った。
1936年に、帰国したが、1937年開催のパリ万博の日本館建設のために、再びフランスへ渡った。その後、、「ル・コルビュジエ」の仕事を手伝い、1939年に帰国した。
1940年には、「坂倉準三建築研究所」を設立した。
1947年に、三保建築工芸から「竹籠座小椅子(丸脚)」が製作された。(下の椅子右)

Photo_2
1948年には、「竹籠座小椅子(切り抜き脚)」が製作された。(上の写真左)
同じ、1948年には、「竹籠座低座椅子」(下の写真)が製作された。

Photo_3
この椅子は、日本舞踏家の「吾妻徳穂」の和室で、彼の立ち居を助けたところから「吾妻型」と呼ばれた。
同じ年に、「竹籠座肘付安楽椅子とオットマン」(下の写真)が製作された。

Photo_4

これらの竹籠座は、当時の米揚げ笊の技術を基に作られた。
1953年には、「小椅子」(下の写真)が製作された。

Photo_5

この椅子は、成形合板を使用して作られ、ダイニングキッチンチェアとして使用された。
1955年頃には、「合皮張り小椅子」(下の写真)が製作された。

Photo_3

今までは、竹籠、木地などの構造を兼ねた自然素材のままで仕上げられていたのが、この椅子のように1950年頃からは布張りを用いるようになってきた。そして、初めてビニールレザー張りの小椅子を製作した。
1957年頃に、「中座椅子」(下の写真)を製作した。

Photo_2

この椅子は、ダイニングテーブルの高さに合わせた「小椅子」と和室に合わせた「低座椅子」の中間的な高さの座面をもち、肘掛の無いタイプを「中座椅子」と呼称された。
1957年頃に、「切り抜き板の肘掛椅子」(下の写真)を製作された。

Photo_4

この椅子は、「竹籠座肘掛椅子」の脚をそのままにして、編曲線の成形合板布張りに置き換えられ完成形とした。
同様に、1957年頃に「低座椅子」(下の写真)が製作された。

1

この椅子は、「竹籠座低椅子」の橇型の脚の「吾妻型」に編曲線の成形合板布張りの背と座をつけた椅子である。
1960年に、「ル・コルビュジエ」の基本設計し、前川國男、吉阪隆正らと実施設計した「西洋美術館」の執務室に置かれた椅子が下の写真の椅子です。

Photo_5

この椅子は、コマ入り成形の曲げ木のフレームに跳ね上げ式の背板が組み合わされている。
1964年には、「安楽椅子」が製作された。

Photo_6

この椅子は、通称「めがね椅子」と呼ばれ、「ホテル三愛(現・札幌パークホテル)」のロビーのためにデザインされた。硬質発泡樹脂に布張りされた椅子である。

今回は、「建築家坂倉準三 モダニズムに住む」他を参考に紹介しました。彼の住宅建築を「坂倉準三の住宅建築」で紹介しています。

今回は、ここまで!!

☆参考


2016年3月23日 (水)

インガ・センペの椅子

今回は、今月号の「エル・デコ」(2016年4月号№143)にフランスで行われた「メゾン・デ・

オブジェ」の「リーン・ロゼ」のブースに、「インガ・センペ」の手掛けたソファー「ボー・フィック

ス」(下の写真)が記載されていました。この椅子は、2015年に発売されたものですが、

会場のソファーには新しいいデザインの生地を使用しています。

2

この椅子は、2015年に、ドイツの「GERMAN BEST DESIGN AWARD」を受賞してい、

特徴はソファークッションがスチールのフレームに挟み込まれて固定された構造になって

いるところです。

「インガ・セペ」は、1968年にフランス・パリに生まれ、1993年にパリのENSCI・ワークシ

ョップを卒業、2000年には「ヴィラ・メディチ」の 奨学金を得てローマの学校で学んで、パ

リにスタジオを開設した。

2002年にイタリアのメーカー「カッペリーニ」から発売されたフラースタンド「PO/202」を

デザインした。2012年の「ミラノ・サローネ」の「カッペリーニ」の展示ブースに「PO/202」

(下の写真)が展示されました。

2_5

このフロアースタンドは、折り曲げられたナイロン製のプリーツをワイヤーのフレームで支

えた構造になっていて、スタンド全体が光輝くようになっている。

2007年には、イタリアの家具メーカー「エドラ」社から発売されたソファー「シャンティー」

(下の写真)をデザインした。

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このソファーは、スチールフレームをファブリックで覆ってソファーにし、それをモジュール化

して、組合せることによってさまざまな形状をつくることが出来る。

2010年に、フランスのインテリアブランドの「リーン・ロゼ」から発売されたソファー「ルシ

ェ」(下の写真)がデザインされました。

Photo_3

このソファーは、細いフレームに厚手のキル風のマットレスをのせた構成になっています。

「ルシェ(蜂の巣)」のキルティングは、縫い目が途中で中断されクロスハッチングになって

いるのが特徴である。

2011年には、スウェーデンの「ヤシネス」社から発売された椅子「オステルン」(下の写

真)をデザインした。

Photo_2

この椅子の特徴は、丸い木製の棒の背や、脚部などをカットしているのところである。

今回は、「インガ・センペH・P」、「リーン・ロゼH・P」、「エドラH・P」、「カッペリーニH・P」他

を参考に紹介しました。

今回は、ここまで!!

☆参考

ELLE DECOR (エル・デコ) 2016年 04月号

2014年5月19日 (月)

ジオ・ポンティの椅子

ジオ・ポンティの椅子

今回は、「イタリアモダンデザインの父」を呼ばれている、ジオ・ポンティの作品を紹介します。

彼は、1891年ミラノに生まれ、1921年ミラノ工科大学建築学部を卒業し、1923年から

イタリアの陶磁器メーカー「リヤード・ジノリ」でアートディレクターを務め、1928年には建

築・デザイン初の専門誌「ドムス」を創刊し、初代編集長を務めた。

建築家であり、インダストリアルデザイナイ―、家具デザイナー、編集集長など多肢に渡っ

て活動したために、「20世紀のレオナルド・ダ・ヴィンチ」と称された。

1952年に発表した椅子「スパーレジェーラ」(下の写真)は、「カッシーナ」が初めて社外に

デザインを委託して開発された記念すべき作品である。

Photo

この椅子は、1700gの超軽量で、椅子の機能と美を極限まで追求した作品である。座面

が籐の手編みで、フレーム組み立て後、籐編み職人工房で編み、再び工場に戻す手間の

かかる工程を経て、造られた椅子です。

「モルテーニ社」は、2012年のミラノ・サローネで、「ジオ・ポンテの家具コレクション」を発

表して話題になった。

その時の椅子が、1953年に製作され、自宅で使われていた椅子「D.153.1.1アーム

チェア」(下の写真)です。

Photo_3
もうひとつ椅子は、1935年に製作され、「D.235.1モンテカティーニ・チェア」(下の写

真)です。アルミ製で出来ています。

Photo

この椅子と、同時期に化学薬品会社「モンテカティーニ」のオフィスビル(下の写真)を彼は

設計しているが、この椅子との関係はあるのでしょうか?この時に、パルマ社製の「デスク

チェア」が、このビルのために造られています。

001

1938年に出来た建物とは思えないモダンさを兼ね備えた建築ですが、この外壁に使用さ

れた大理石が、チポリーノ大理石の石目に逆らって切って加工した「テンペスタ」と名付け

た新しく発明した石です。下の写真は、左が、一般的な石目の模様で、右側は、石目に逆

らってカットした時の模様です。

Photo_2               一般的なチポリーノ         テンペスタ

色合いは、違いますが、同じ山でも石目は変わりますが、一般的に発生する模様と直行し

ている模様は異なってきます。

しかし、ちょっとしたことで、石が割れる可能性を含んでいるが、この建物の場合どうなので

しょうか。

「ジオ・ポンテコレクション」や、「ジオ・ポンティ 日本語版」等を参考に記載しました。

今回は、ここまで!

2014年5月10日 (土)

アントニオ・ガウディの椅子

アントニオ・ガウディの椅子

今回は、スペインの建築家で、サクラダ・ファミリアで有名なアントニオ・ガウディの椅子を

紹介します。

基本的に、彼の椅子は、彼の建築作品のためにデザイン制作されました。

初めに、1900年に完成した「カサ・カルベット」(下の写真)は、第一回バロセロナ建築年

間賞を受賞した建築です。外観は地味ですが、使われた素材は石、セラミック、鉄などで、

素材感を生かした非常にエレガントなファサードをもった建築です。

Photo

この「カサ・カルベット」の建築のために、制作された椅子が、「カルベット・アームチェア」

(下の写真)です。

Photo_2

この椅子は、ハート型の背もたれのデザインで、付け根が太いネックで支えられて、曲線

のカーブを描くアーム部分につながり、装飾のない円形の座席につながっている。そして、

座席についた脚足が、ガブリオールになっている。この椅子は、1907年に建築した「カ

サ・ミラ]にも使用されている。

次は、「コロニア・グエル地下教会」(下の写真)で使われたベンチです。この教会は、彼の

スポンサーであるグエル氏が1890年に労働者のためにつくたコロニー「コロニア・グエ

ル」に、労働者のためのにガウディに依頼して造ったが、グエル氏の死亡によって中止に

追いやられて、未完成の教会です。

Photo_9

そして、そこにあるのが、「グエル教会のベンチ」(下の写真)です。

Photo_3

このベンチは、鉄と木からなり、一直線の背もたれ部分のラインは、微妙に傾斜している座

席部分のラインのために、隣同士が会話しにくい造りになっています。

次は、既存建物を増改築して、変身させた「カサ・バトリョ」(下の写真)、この建物の造形に

諸説あり、カタルーニャの守護聖人サン・ジョルディの「竜退治の伝説」説や、屋根が帽子

で、バルコニーが仮面、外壁の破砕タイルが紙吹吹雪で「謝肉祭」の説である。

Photo_5

建物のクライアントは、隣の建物に負けないようにと、既存建物の増改築をガウディに依頼

し、充分に彼の目的をはたしたデザインである。

そして、この建物ためにデザインされた椅子が、「バトリョ・チェア」(下の写真)です。

Photo_6この椅子は、シンプルで、直線のないデザインですが、人間工学にそった造形をもっってい

る。

最後は、「サクラダ・ファミリヤ聖堂」の地下礼拝堂の司祭席の椅子です。

Photo_11

今までのガウディのデザインにはない、正統的で荘厳さを漂わせいている椅子である。

今回は、ここまで!

2014年3月29日 (土)

ジョエ・コロンボの家具

ジョエ・コロンボの家具について

彼は、アーティストを志して、ミラノ国立プラレ美術学院で絵画と彫刻を学んだ。

そして、1951年に前衛美術集団「ムヴィメント・ヌークアーレ」を結成して、アーティストとし

て活躍したが、ミラノ・トリエナーレでプロダクトデザインに魅了され、1954年までミラノ工

科大学の建築学部に在籍した。

しかし、1954年父の他界したので、アーティストをあきらめて、父の電気部品工場の仕事

を引き継いだ。

それでも、プロダクトデザインの夢をあきらめられず、1962年に、会社を辞めて、ミラノに

デザイン事務所を開設して、インテリアやプロダクトデザインの仕事を開始した。

ここから、新素材だったファイバーグラスを使用したラウンジチァアの「エルダ・チェア」

(下の写真)を出した。

Photo

「エルダ」とは、コロンボ夫人の名前である。

同年に、アクリルの特性を生かした今までにない照明「アクリリカ」(下の写真)を出した。

これは、1964年の「第13回ミラノ、トリエンナーレ」において金賞を受賞した。

Photo_8

このランプは、基底部からの光がアクリルに伝わり、前面がほのかに光るランプである。

弟のジャンニ・コロンボとの共同作品である。

1965年に、照明「スパイダー」(下の写真)を発表して、1967年に「コンパッソドーロ賞」を

受賞した。

Photo_5

このランプは、高さや向きを自在に調整できるランプである。

1970年に「ボビーワゴン」を発表した。これは、製図机の脇に置くためにデザインされた

が、今は、美容院御用達の作品である。

Photo_7

これは、現在「ニューヨーク近代美術館(MOMA)」のパーマネントコレクションとして収蔵さ

れている。

1969年に、ドイツケルンにおいて家具見本市に「ヴェジオナ」を出展、その中に「トータル

ファンクショニングニット」がある。

これは、彼の「家具(装備)のシステムを考えることから外側の住居のあり方を規定してい

く」ことへの試みの結果である。

今回は、ここまで!

Kartell カルテル Joe Colombo 4801 Armchair BLACK ジョエ・コロンボ 椅子 アームチェア ブラック 5867 並行輸入品
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1963年にデザインされ、当初はプラスチックの強度の問題で、

プライウッドの素材でしたが、復刻坂ではアクリル樹脂で造られ

ています。


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2014年3月 1日 (土)

北欧シンプルモダンスタイル

北欧シンプルモダンスタイルについて

今回は、北欧シンプルモダンスタイルです。

本来は寒い国々で栄えた北欧スタイルは、WARMが基本であったと思いますが、現代に

なってから、方々でモダンスタイルが流行り出して来て、このようなスタイルが出来たのでは

ないかと思います。

したがって、北欧シンプルモダンスタイルとは、シンプルモダンスタイルの内装の室内に、

北欧家具等を主要にして配置したタイプと言えます。

白や黒系のシンプルなフォルムに、チェアー等で色彩鮮やかなアクセント付けて構成しま

す。

Photo

下記の家具等を使用して配置しました。インテリアとしてシンプルモダンスタイルです。
 

Insmf_2

PH5ペンダントは、ポール・ヘミングセンの照明ですが、PH61/2-6ペンダントは、ポール・

ヘミングセンのオリジナルスケッチを基に、エペ・クリステンセン、ソーフス・フランセンによ

ってデザインされたものです。

アルネ・ヤコブセンのエッグ・チェアーやセブン・チェアーは誰でも知っていると思いますが、

今でも、照明や椅子に関しても古くからのデザインの家具をデザイナー家具として販売され

使われています。

簡単な説明でしたが、次回は、椅子について紹介いたします。

2014年2月28日 (金)

イメージスケール

イメージスケールについて

前回の「北欧インテリア」を説明するときに、言葉で説明していて誤解を生じないように、イ

ンテリアのタイプを表している「イメージスケール図」を記載します。これは、「日本カラーデ

ザイン研究所」の資料をもとに、独自の「イメージ図」を作成していますので、他と異なるこ

ともあります。

            Inims

初めの頃、「インテリアスタイル」の種類の説明で、「ナチュラルスタイル」、「モダンスタイ

ル」、「クラッシクスタイル」を説明しましたが、この図を基にして領域の説明をしています。

そして、前回の「北欧スタイル」は、「COOL」と「SOFT」の領域に入っていて、「クールスタ

イル」より、さらに「SOFT」の領域になっています。

そして、より「ナチュラルスタイル」に近いスタイルが、前回説明した「北欧WARMスタイル」

になります。

「クールスタイル」の領域内にあって、北欧家具を使用したインテリアが、「北欧シンプルモ

ダンスタイル」と呼ばれているスタイルです。

次回は、「北欧シンプルモダンスタイル」を説明いたします。

北欧インテリアスタイル

北欧インテリアスタイルについて

今回は、カラーから離れてインテリアスタイルに戻って、北欧ワームスタイルについて記載

します。

イメージスケールのナチュラルスタイルのソフト側の範囲にある。

デンマーク、スウェーデン、フィンランド、ノルウェーの北欧を中心に発展したインテリアスタ

イルです。

伝統的なマイスター制度に支えられてきた工芸技術をもとに、アルヴァー・アアルト、アル

ネ・ヤコブセン、ハンス・J・ウァーグナーなどの世界的デザイナー、建築家を輩出し、彼ら

の制作した家具等を配したインテリアスタイルです。

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使用したデザイナー家具等

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これらの家具は、現在も販売されているが、新しいデザイナーたちが制作した家具も含め

て北欧家具等として配置して、新しい北欧スタイルとして発展してきている。

基本的には、ナチュラルスタイルのような木質系の内装材に、北欧家具を配置してスタイル
を形造っている。
さらに、北欧スタイルが現代的に発展した北欧シンプルモダンスタイルもあります。
次回は、イメージスタイルを表で説明いたします。

«インテリアとカラー

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